転職後の生活報告 PR

【転職した後の生活】公務員から転職して7年目の仕事・お金・生活

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

公務員を10年勤めてから、30代半ばで民間企業へ転職したユウキです。

公務員の仕事が好きになれず、転職したい方への参考になればと思い、ブログを書き始めました。

私が公務員をやめた理由や自己紹介はこちらの記事にまとめていますので、もしご興味あればご覧ください。

「公務員から転職したい」
「でも転職した後の生活が不安で辞められない……」

と思っていませんか?

周りに公務員辞める人は少ないし、辞めたあとが不安……

転職から7年目の仕事やお金のことなど、現状を共有しますね

この記事では公務員を辞めてから7年後の

  • ・仕事(残業時間、やりがい、人間関係など)
  • ・お金(毎月の収支)
  • ・生活(家族との時間、家事)

について書いていきます。

公務員時代と転職7年目の変化をまとめると、以下のとおりです。

公務員時代転職7年目(現在)
平均残業時間60時間9時間
職場の雰囲気・どんより
・怒鳴られることも
・ちょっとドライすぎる
・怒鳴られることほぼなし
通勤往復3時間以上基本リモートワーク
年収600万(残業代込み)600万(残業代込み)
ストレス家族にイライラするほど高い嫌なことはあるが我慢できる
生活・3年おきに転勤
・定住できない
・人間関係いつもゼロから
・子どもが大きくなったら単身赴任予定
・転勤なし
・定住できるように
・子どもと一緒に住める

この記事を読めば

  • ・元公務員の転職後の生活
  • ・転職しても意外に生きていける

ことが分かりますよ。

仕事(やりがい、人間関係など)

2025年は公務員から転職して7年目。去年はさらに別の会社に転職したので、今は民間企業2社目になります。

公務員時代と比べてどう変わったのか、数字と実感で振り返っていきます。

公務員時代に比るとだいぶラクに

公務員時代と比べると、今は夜7時台には家でご飯を食べています。毎日同じ時間に寝れるので、睡眠時間もしっかり取れて体の調子も良いです。

転職前後で、残業時間とリモートワークの有無をまとめると以下のとおりです。

公務員時代転職7年目(現在)
平均残業時間60時間9時間
・忙しい時期の残業100時間超40時間
・ヒマな時期の残業30時間0時間
リモートワークなしいつでもOK

「残業するのが当たり前」という雰囲気もないので、自分のペースで帰りやすいよね

夜11時には寝ています。朝6時半に起きる健康的な生活を手にしました

職場の雰囲気は和やかに

公務員時代は怒鳴られたり、役職や年次でマウントを取られるような殺伐とした職場でした。

転職してからは怒鳴ってくる人が激減。分からないことがあれば気持ちよく優しく教えてくれます。

転職して1年目の私にも皆さん丁寧語で話してくれて、謙虚な方が多いです

上司にも対立意見を言いやすい環境で、怒鳴られることもないよね

やりがいは公務員のときよりはマシ

公務員のときには「自分には何も変えられる裁量がない」と感じていましたが、今の職場はまだ自分で変えられる部分が大きいです。

利益が出せたり、経費を削減できるアイデアなら実行できます

ただし、「ありがとう」とお客様に喜んでもらえる頻度は公務員のときと同じくらい少ないのが悲しいところ。前職は一般の方向けの商材を売っていたのですが、今の職場はお客様が法人(会社など)です。

今の会社の製品を売ることで誰かの役に立っているはずなのですが、その現場が見えないためやりがいを感じづらいです。

給料は上がったけど、ずっと続けたいと思える仕事ではないかな……

「公務員を辞めたら何の悩みもなくなる!」と思っていたのですが、実際は転職した先でも悩み、苦しみはなくならないですね。

転職して1年目なので、これから仕事に慣れてきたら仕事がもっと楽しくなるのかもしれません。現時点では、「この仕事は楽しい!」と思えないのが正直なところです。

転職してから7年目のお金

転職後の給料

転職して7年が経ち、現在の年間収支は+230万円です。収入はほぼ公務員時代と同じ水準に戻り、支出が大きく減ったことが収支改善の要因です。

給料と支出の両方を詳しく見ていきます。

給料は公務員時代とほぼ同じ

公務員時代は残業込みで年収は600万円ほど。公務員から前の会社に転職した時に100万円以上給料が下がってしまったのですが、2回目の転職でようやく元に戻せました。

給料は公務員時代と変わらないレベルだけど、残業が減ったから時給換算だとだいぶ良くなりました!

もし7年前に公務員を辞めずに続けていたとしたら、今よりは多い年収がもらえていたと思います。

公務員は長くいればいるほど、給料が少しずつ上がるのが羨ましいよね

今の会社にも一応定期昇給はあるのですが、年に一度、月収で約5,000円ずつ昇給していくそうです。
ただし、それ以上の昇給は成果を出して昇格しないとありません

年齢とともに役職が上がる公務員とは大きく違う点ですね

浪費が減った

支出が減らせた要因のなかで一番大きいのが、職場の飲み会が激減したこと。リモートワークなので「会社帰りにちょっと一杯」なんてことが全くなくなりました。

酒もそんなに飲めないのに、金曜日の夜は終電まで飲んでました…

たぶんストレス発散したかったんだろうね……

いまの会社でも社内懇親会は年に2回くらいありますが、大規模なものは会社負担です。
ストレスも公務員時代よりは減ったことで、ストレス発散のための飲み会も自然と減りました。

また、全国転勤や異動がないため、引っ越しに関する費用も不要になりました。引っ越し自体の費用も当時は全額は出なかったのですが、それ以外の家具や生活用品の購入も地味にお金かかってたんですよね…

節約しているという意識もなく、支出が大きく減ったのは嬉しいです

人間らしい生活が手に入った

公務員時代と比べた変化は、以下の3つです。

それぞれ詳しく説明していきますね。

定住できるようになった

転職して最も大きかった変化の一つが、「定住できる生活」を手に入れられたことです。公務員時代は3年ごとに引っ越しを伴う転勤があり、そのたびに生活環境も子どもの成長環境もリセットされるような日々でした。

市役所や免許の住所変更、幼稚園の転園手続きとか、面倒なのよね……

もし公務員を続けていたら、子どもが小学生になるタイミングで単身赴任の予定でした……


今は7年間も同じ地域に住めており、家族全員で安心して日常を過ごすことができています。子どもの成長を間近で見守れる生活になったのは、本当に転職してよかったと思えるポイントです。

家事も分担できる部分ができた

公務員時代は、平日はほぼ毎日22時以降に帰宅していたため、家事や育児に関わる時間はほとんどありませんでした。土日も仕事のことが頭から離れず、家庭での時間に集中するのが難しかったのを覚えています。

転職後は、平日でも19時ごろには家でご飯を食べられる生活になりました!

家族と晩御飯を一緒に食べられる日が増えたのが嬉しいね

小さな変化かもしれませんが、

  • ・食後の皿洗い
  • ・お風呂から出てきた後の子どもの飲み物用意
  • ・布団を敷いておく

など、平日でもできる家事が少しずつ増えました。

今でも悔やんでいるのは、子どもが一番手のかかる3歳くらいまでの間、家事も育児も妻に丸投げになってしまっていたことです。

当時は忙しすぎて家事にも育児に関われなかったのが心残りです…

もっと早く転職していれば、もう少し奥さんの支えになれていたかもね……

メンタルは少し安定した

公務員だった頃に比べ、仕事のストレスは明らかに減りました。

以前は、上司や人間関係、残業続きの毎日に常に気を張っている状態で、家に帰っても気が休まることはありませんでした。

帰ってきて部屋が散らかってるだけでイライラしてたな……

そのイライラを奥さんや子どもにぶつけちゃってたりしたよね……

転職して7年目の今も、仕事のストレスはあります。

  • ・嫌いな上司
  • ・苦手な取引先の担当者
  • ・仕事が終わらないかもという不安感

こういうものは公務員時代も、転職してからもずっとありますね。

それでも、以前と比べれば自分のペースで気持ちを整えることができるようになり、全体としてはメンタルが落ち着いたと感じています。

【まとめ】転職7年目でも後悔なし

公務員から民間企業へ転職して7年目、民間企業は2社目の私ですが、今のところ後悔はありません。

「前の企業のほうが良かったかもな……」と思うことはあっても、公務員を辞めたことを悔いたことは一度もないですね。

元同僚が5人くらい公務員を辞めてるけど、誰も後悔してないですね

周りに公務員を辞めた人がいなくても大丈夫。

今の時代、公務員を辞めることは珍しくありません。

2021年だけで、49,767人の公務員が普通退職(定年退職、勧奨退職以外)している時代です。(総務省 令和三年度地方公務員の退職状況調査

好きでもない仕事を30年、40年続けて、一度しかないあなたの人生を使ってしまうのはもったいないと思いませんか?

公務員の仕事が合わない人もいるよね。

公務員以外の仕事もやってみて、自分が楽しいと思える仕事を見つければいいんじゃないかな。

大手のリクルートエージェント、DODAなどの転職エージェントは完全無料

ネットですぐ登録できて、エージェントとの面談をしなくても求人が出ている仕事の給料や業務内容が見れます

「どんな仕事も結局辛いし、つまらない」

「仕事なんてそんなもの。プライベートで楽しめばいい」

公務員時代、転職しようか相談すると必ず周りからそんなことを言われました。

自分が公務員から民間へ転職してみて感じたのは、

  • ・自分が楽しいと思える仕事もある
  • ・どんな仕事も大変なことはあるが、好きな仕事なら頑張れる
  • ・周りから反対されても、自分が興味のある民間企業へ転職して良かった

この3点です。

自分の人生を決めるのは自分だけです。他人はあなたの人生に責任は取ってくれません。

周りの意見は聞き流すくらいでちょうどよいですね。

少しでも好きな仕事、興味の持てる仕事をすることで、人生がきっと楽しくなるはず。

あなたの人生が転職によって楽しく、充実したものになることを願っています。

それでは、また。

公務員辞めるのもったいない?→辞めてよかった【体験談30代】 公務員を10年勤めてから、30代半ばで民間企業へ転職したユウキです。 公務員の仕事が好きになれず、転職したい方への参考になればと...
【公務員の退職手続き】転職活動の開始から退職願の提出までの流れ 公務員を10年勤めてから、30代半ばで民間企業へ転職したユウキです。 公務員の仕事が好きになれず、転職したい方の応援をしたくてブ...
ABOUT ME
ユウキ
公務員を退職して7年目。33歳で公務員から転職し、38歳で2回目の転職をしました。 公務員を辞めるのが怖くて10年も続けてしまった経験から、 「公務員を辞めるのは珍しくない」 「元公務員でも民間の仕事ができる」 を伝えたくて、ブログ運営をしています。 自分にとって大切なのは職場の安定ではなく、家族との時間、やりがいのある仕事だと気づき、11年目で公務員を退職。 今は残業月20時間以下の毎日を過ごしています。 私が公務員を辞めた詳しい理由は下記の記事をご覧ください。